フィナステリドの効果や副作用とは、主成分のAGA治療薬の料金目安と入手方法について
プロペシア誕生から20年以上経過、フィナステリドの現在は?
AGA(男性型脱毛症)業界では、すっかりおなじみの成分のフィナステリド。
AGAの進行をストップさせる優れた効果とともに、それまであまり認識されていなかったAGAの概念を広めたことで、AGA治療の幕開けを象徴する成分でもあります。
そのフィナステリドを主成分としている、世界初のAGA治療薬『プロペシア』が誕生してから、早20年以上。
さまざまなAGA治療薬がある中でも、いまだAGA治療の根幹を担う存在ではありますが、少しずつフィナステリドを取り巻く環境にも、変化が現れてきました。
そこで、いま一度フィナステリドの成分をきちんとおさらいし、2018年9月末現在新たに判明してきた情報なども交えながら、今後のAGA治療にどう生かしていくべきか考えていきます。
僕の銀クリ通院のきっかけや薄毛改善記録はこちら
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そして、最後まで通院するか迷ったAGAクリニックはこちらです!
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クリニック名 | 月額(目安) | 主要エリア | 詳細 |
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銀クリ(銀座総合美容クリニック) | 7,020~18,900円(税込) | 東京(新橋) | |
ヘアメディカルグループ | 15,000~32,000円(税込) | 東京、名古屋、大阪、福岡 | |
AGAスキンクリニック | 4,800円(税込)~ | 渋谷、新宿、名古屋、大阪、福岡、他全国各地 | |
SBC 湘南美容クリニック | 3,000円(税込)~ | 新宿、横浜、名古屋、大阪、福岡、他全国各地 |
目次
主成分フィナステリドのAGA治療薬『プロペシア』が厚生労働省に認可され、国内で本格的なAGA治療が開始
フィナステリドは、アメリカの製薬会社メルク社が、前立腺肥大症や前立腺がんの治療のために開発した抗アンドロゲン成分です。
1991年に開発が開始され、その翌年の1992年には、主成分フィナステリドの前立腺疾患治療薬『プロスカー』として、アメリカのFDA(食品医薬品局)に認可されています。
その臨床試験において、脱毛症が改善されたという報告があったため、AGA治療薬としての研究が進められるようになり、1997年にいよいよFDAの認可をゲット!
こうして生まれたのが、世界初のAGA治療薬『プロペシア』なのです。
2005年には厚生労働省も認可。
これを機に、いよいよ日本国内でも本格的なAGA治療が始まります。
日本では、プロペシアが発売されるまでにも一部で研究はされていましたが、男性型脱毛症(AGA)も老人性脱毛症も一緒くたにされていて、「歳だから」とか「遺伝だから」といった扱いでした。
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育毛剤などはありましたが、せいぜい気休め程度で、効果的な治療方法は皆無でした。
なので、「ハゲてしまったらしょうがない」といったあきらめモードが何となく蔓延していたのです。
しかし、プロペシアが発売されるやいなや、「男性ホルモンの影響による脱毛症は『エー・ジー・エー(AGA)』と呼ぶらしく、治療薬があるらしい!」「しかも塗るタイプではなく、飲み薬らしい!」と、世の薄毛男性に衝撃と希望を与えます。
そして、日本でプロペシアを販売する万有製薬株式会社(当時。2010年からMSD株式会社)が、発売の翌年から大々的なキャンペーンを開始し、人気お笑いコンビの爆笑問題を起用したテレビコマーシャルを流したことで、センセーションを巻き起こしAGAはお茶の間にもしっかり浸透しました。
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「お医者さんに相談だ♪」というフレーズは、薄毛の男性だけでなく、子どもや女性たちの間でもかなり話題になってましたね。
この一大キャンペーンは、厚生労働省の認可前から計画されていたのだとか。
その万端な準備の甲斐もあり、AGAという目新しい概念の扉を開くことに成功、薄毛=絶望ではないということを世に知らしめました。
つまり、AGA治療の歴史はフィナステリドから始まったといっても過言ではないのです。
そしてフィナステリド配合のプロペシアは、もっともポピュラーで実績のあるAGA治療薬の代表選手となり、今では世界60ヶ国以上で承認されているというのですからオドロキです。
フィナステリドの効果、5αリダクターゼ阻害作用によりAGAの進行を抑制
フィナステリドがAGA治療に使われる理由は、II型の5αリダクターゼを阻害する作用があるからです。
5αリダクターゼといえば、男性ホルモンの大部分を占めるテストステロンを、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換してしまう還元酵素。
DHTは、AGAの原因とされる強力な男性ホルモンです。
薄毛の敵でもあるDHTですが、前立腺疾患にも深く関わっているため、その治療のためにフィナステリドが開発されたというわけです。
前立腺や、前頭部・頭頂部にある毛乳頭細胞といった限られた部位に存在している5αリダクターゼII型は、その場でDHTを作り出しては、前立腺疾患やAGAを引き起こす原因となるのです。
この憎きDHTが生成され、毛乳頭細胞内の男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)と結びつくと、成長抑制因子「TGF-β」が生み出され髪の毛の製造や成長を妨げてしまうのです。
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すると、毛母細胞の分裂もおさえられ、ヘアサイクルの成長期が短縮されて、せっかく生えた髪の毛もきちんと育たないまま退行期を迎えてすぐに抜け落ちる運命に…。
そんな短縮されたサイクルが繰り返されると、やがて毛包自体の元気がなくなってミニチュア化現象が始まり、発毛パワーがドンドン落ちてしまうようになるのです。
ヘアサイクルなどAGAに関する詳細記事はこちら
つまり、AGA(男性型脱毛症)の発症の予防や進行を抑制するには、5αリダクターゼさえ抑えられれば可能になるというわけです。
そして、実際に国内で行われた臨床試験(3年間にわたって毎日フィナステリド1mgを投与する)では、98%もの被験者においてAGAの進行がストップする結果に。
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98%ってすさまじい効果!
AGA治療の第一歩はフィナステリドから、というのもうなずけます。
フィナステリドを服用しても効果が出ないのはなぜ?考えられる理由とは
先述した臨床試験では、実際に98%の被験者においてAGAの進行がストップする結果となりました。
しかし、それだけの防御率を誇りながら「プロペシア(主成分フィナステリド)を飲んだけど効果が出ない!」と嘆く人が少なからずいます。
それは一体なぜなのでしょうか?
まず考えられるのは、まだ服用し始めて日が浅いという点。
フィナステリドの効果は、これから成長期を迎える髪のもとに影響するので、少なくとも3ヶ月以上経たなければ実感できません。
なので、1、2ヶ月あたりで効いているかどうかは判断できないでしょう。
AGAの治療期間に関する記事はこちら
ほかには、フィナステリドの薬効を超えたものを求めてしまっているケースも考えられます。
フィナステリドの効果は、5αリダクターゼを阻害してDHTの生成をおさえることですから、あくまでもAGAの原因を排除するという作用です。
AGAが発症したてであれば、まだ毛包本来の発毛力も衰えておらず、原因さえおさえればヘアサイクルが正常に戻るのも早くなります。
ところが、すでに毛包のミニチュア化が始まっていて発毛力が落ちてしまっている場合には、フィナステリドだけでは回復が難しいのです。
また、フィナステリドはAGAの進行を食い止めるには効果的な成分ですが、そのほかの脱毛症には効果はありません。
上記の理由以外でもフィナステリドがまったく効かない場合には、AGA以外の疾患の可能性があります。
症状をよく確かめて、それに合った治療を受けましょう。
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薄毛がAGA(男性型脱毛症)なのか円形脱毛症など別の脱毛症なのか、自分ではなかなか判断し辛いもの。
気になる時は、AGAクリニックの無料カウンセリングで、自分の症状をチェックしてもらいましょう。
フィナステリドが体質的に合わない場合はデュタステリド!?AGA遺伝子検査で体質やリスクをチェック
体質には個人差があり、稀にフィナステリドが合わない方もいます。
ただその場合、フィナステリドと似た作用のデュタステリドが主成分の『ザガーロ』を使うという方法があります。
フィナステリドが合うかどうかは、AGAクリニックで行われているAGA遺伝子リスク検査などで分かるので、心配であれば検査を受けてみましょう。
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僕が以前取材したヘアメディカルグループでもAGAリスク遺伝子検査が受けられますよ。
ヘアメディカルグループ取材レポートはこちら
ちなみにデュタステリドは、2015年9月に厚生労働省が認可したばかりで、ミノキシジルやフィナステリドに続く第3のAGA治療成分です。
そのデュタステリドを主成分とした『ザガーロ』は、2015年に厚生労働省によって承認され、2016年6月に販売されたAGA治療薬です。
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デュタステリドは、フィナステリドではカバーできないⅠ型の5αリダクターゼもブロックするため、これからのAGA治療の主役になるかも!?と注目されてます。
デュタステリドやザガーロなどに関する詳細記事はこちら
デュタステリドの効果や副作用のリスクとは、薄毛進行に歯止めをかける働きを徹底解説
また、男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)の数にも個人差があり、どれだけジヒドロテストステロン(DHT)が生成されたとしても、この受容体が少なければ髪の毛の製造や成長を妨げる成長抑制因子「TGF-β」は生み出されないので、AGAにはなりにくくなります。
逆に男性ホルモン受容体が多い方は、たとえDHTが少なくてもAGAを発症しやすくなるわけです。
これは遺伝性によるもので、AGAクリニックで行われている検査などで傾向が分かります。
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僕が通院している銀クリでは、AGA遺伝子検査「アンドロゲンレセプター遺伝子多型解析」が行われてますよ。
また男性ホルモンの受容体に関しては、正木院長の診察で『筋トレと薄毛の関係』について質問した際にもお話を伺いました。
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紹介したAGA遺伝子検査の費用はこちら!
詳しくは公式ページでも確認してみてください。
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クリニック名 | 遺伝子検査費用 | クリニック 詳細ページ |
公式ページ |
---|---|---|---|
銀クリ(銀座総合美容クリニック) | 19,800円(税込) | ||
ヘアメディカル | 19,000円(税込) |
AGAがかなり進行している場合は発毛効果が期待できるミノキシジルを併用
フィナステリドやデュタステリドは、あくまでAGAの進行を食い止める効果が期待できる成分です。
なので、薄毛が気になりだした程度の方であれば、ヘアサイクルを正常に戻すことで、増え始めた細く短い髪の毛が再び太く成長した髪の毛になりAGAの改善が期待できます。
ただAGAがかなり進行していると、フィナステリドやデュタステリドだけでは厳しい状況です。
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それでも「手遅れ」と嘆く必要はありませんよ。
その場合は、壮年性脱毛症において日本で唯一発毛効果が認められているミノキシジルを併用します。
フィナステリドで脱毛にブレーキをかけ、ミノキシジルで発毛パワーのアクセルを噴かせば、AGA治療成分のいいとこ取りの相乗効果によりAGAの撃退も可能。
ただし、ヘアサイクルの一生分の回数は15~30回といわれており、すでにこのリミットを超えてしまった毛穴では、毛根が死滅してしまっている場合もあります。
本当に手遅れにならないためにも、「抜け毛が増えたかな?」と感じた時点でクリニックに行くのが理想的なタイミングです。
一般的に、髪の毛が生えなくなった毛穴は、5年以上経過すると回復が難しくなる、といわれていますので、できるだけ早く治療を開始しましょう。
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「AGA治療は早めに始めよう!」と言われるのは、ヘアサイクルのリミットが関係しているんですね。
僕は40歳手前でようやく銀クリに通院し始めましたが、気になった時点で早めに治療を始めるのは大事なことです。
銀クリ(銀座総合美容クリニック)
・新橋駅すぐ、首都圏からアクセス抜群!
・初期費用:3,300円、(血液検査を受ける場合)8,800円(税込)
・1ヶ月の料金:約7,150~19,250円(税込)
・メソセラピーがリーズナブル!1回あたり19,800円(税込)
・近藤あきらが実際に通院して治療中です!
⇒AGA治療2年間の薄毛改善記録
僕の銀クリ通院のきっかけや薄毛改善記録はこちら
フィナステリドの副作用や服用する際の注意点
いくら効果が高くても、心配なのはやはり副作用。
フィナステリドの副作用で報告されていて起こるかもしれないのは、主に以下のとおりです。
性欲減退、勃起障害、精子減少、胃の不快感、発熱、高脂血症、うつ、肝機能障害など
この中で発生頻度が高いとされる性機能に関しての臨床試験データによると、
性欲減退:1.8%(プラセボ:1.3%)
勃起機能の低下:1.3%(プラセボ:0.7%)
※プラセボとは偽薬のことで、有効成分を含まない、治療効果のない薬です。
心因性によって副作用の症状が出ているもの(プラセボ)を単純計算で除外すれば、性欲減退は0.5%、勃起機能の低下では0.6%と考えてもいいかも知れません。
ただし、少ないとはいえ副作用は出ているわけなので、注意して飲むべき薬剤には変わりないでしょう。
ポストフィナステリド症候群のおそろしさ
先述したフィナステリドの服用によって起こりうる副作用は、飲むのをやめれば心配ないものとこれまで思われてきました。
しかし近年、服用をストップしてからも副作用が続いたり、何年かしてから突然症状が再び現れるなど、新たなおそろしい症状が報告されるようになりました。
これを、「ポストフィナステリド症候群(post finasteride syndrome)」と言います。
アメリカではポストフィナステリド症候群財団(The post-finasteride syndrome foundation)が立ち上げられるなど、対策と研究が進められています。
症状は、性機能に関するもの以外にも、うつや倦怠感、疲労感、めまい、動悸など多岐にわたります。
その原因は、フィナステリドによるホルモンバランスの乱れや、脳内の神経ステロイドへの影響などいろいろな説がありますが、ハッキリとは分かっていません。
また服用期間の長さによってリスクが高まるわけではなく、たった3ヶ月飲んだだけで発症するケースも。
いまだ有効な治療方法も見つかっておらず、一生続く可能性もあります。
日本ではあまり知られていないものの、ポストフィナステリド症候群の発症例はあり、ブログやSNSなどでその悲痛な声に出会うことも。
一刻も早い解明が待たれます。
発症頻度は不明ですが、フィナステリドで起こる副作用が1~5%として、その中でポストフィナステリド症候群になる人は数パーセントといわれており、数としては少ないです。
しかし万が一起こったら、長期間苦しむことになりますので、ポストフィナステリド症候群を含め、フィナステリドの効果だけに目はいきがちですが、副作用にも注意して服用するようにしましょう。
女性や未成年がフィナステリドを避けるべき理由とは
とくに気をつけなければならないのは、女性の服用です。
女性の薄毛の原因は男性型脱毛症とは異なるため、フィナステリドが効かないとされています。
それだけでなく、妊娠中や妊娠を望む女性、また授乳中の女性が誤って飲んだ場合、DHTの生成が阻害されるため胎児や乳児の生殖器官の発達に悪影響を及ぼしてしまう危険性があります。
また、ホルモンバランスが安定していない未成年も要注意です。
そもそもフィナステリドはAGAの治療薬のため、未成年の服用を想定して作られておらず、有効性も安全性も確かではないからです。
フィナステリドは皮膚からも吸収される性質(経皮吸収)があります。
とくに女性がすぐに触れる環境は避け、保管場所を工夫したり割れた薬をそのまま放置しておかないなど、取扱いには十分に注意しましょう
薬局で買えない!?フィナステリド配合のAGA治療薬の入手方法
プロペシアを中心としたフィナステリドが配合されたAGA治療薬には、0.2mgと1.0mgの含有量のものがあり、症状によって使い分けます。
ただ含有量に関係なく、どちらも医療用医薬品のため薬局やドラッグストアで入手することはできません。
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えっ!?薬局で買えないってどうすれば手に入るの?
フィナステリド配合のAGA治療薬は、AGA専門のクリニックか一般病院の皮膚科で処方してもらいます。
一般病院とAGAクリニックを比べると、一般病院のほうが通いやすそうなイメージかもしれません。
もし、AGAが初期の段階で、フィナステリドだけでも大丈夫そうであれば、近所の一般病院で充分でしょう。
しかし病院は脱毛症全般を扱うところが多くAGAに特化しているわけではないので、AGA治療薬を処方するだけで患者一人ひとりに適した治療が受けられるかどうかも疑問です。
それにAGA治療は病院といえども健康保険が利かない自由診療なので、費用面でのメリットもあまりないと言えます。
また発毛効果が認められているミノキシジルの内服薬は一般の病院では処方してもらえません。
AGAクリニックは、ミノキシジルの内服薬も処方してもらえますし、さまざまな治療法があり薬の成分量の増減や別の薬に変えるなどの選択肢も多く、よりきめ細やかな治療が受けられます。
ただ中にはごく一部ですが、いわゆる悪徳と呼ばれるような儲けばかりを追い求めるところもあるので、クリニック選びには充分注意しましょう。
そのほか、個人輸入などで海外から独自にAGA治療薬を入手する方法もありますが、危険が伴うので絶対におすすめできません。
個人輸入に関する記事はこちら
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一般の開業医のメリットデメリットやAGAクリニックの失敗しない選び方は、こちらでも確認してみてください。
フィナステリドの費用の目安はいくら?
フィナステリドは医療用医薬品で、しかもAGA治療は自由診療のため、処方代は医療機関によってマチマチです。
ただ大体の目安として、ジェネリック医薬品のフィナステリド錠は、プロペシアより1,000~2,000円ほど安くなっています。
例えば、AGAスキンクリニックと湘南美容クリニックの料金は以下のとおりです。
【AGAスキンクリニック】
価格(税抜) | |
---|---|
プロペシア | 初回:4,200円 2回目以降:7,000円 |
ジェネリック医薬品 フィナステリド錠1mg(FCI) |
初回:3,400円 2回目以降:4,800円 |
ジェネリック医薬品 フィナステリド錠1mg(ファイザー) |
初回:3,400円 2回目以降:6,000円 |
※AGAスキンクリニック名古屋(名古屋院・名駅錦通院・栄院)のみ、プロペシアの2回目以降が8,100円です。
※AGAスキンクリニック提携院の東京美容外科メンズ専科山口下関院・佐賀院・長崎諫早院は、FCIの取り扱いはありません。
AGAスキンクリニック
・初期費用(初診、血液検査):無料(※一部有料)
・1ヶ月の費用目安:税込4,800円~(初回のみ3,400円~)
・オリジナル発毛薬「Rebirth」+メソセラピーの施術が全額返金制度の対象!(※条件あり)
・ロボットが受付!?AIロボ院開院!
・深夜診療(22時まで)拡大中
・全国57院展開(2019年10月現在)
【湘南美容クリニック】
価格(税込) | |
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プロペシア | 初回:4,200円 2回目以降:6,500円 |
ジェネリック医薬品 フィナステリド錠1mg(沢井製薬) |
3,000円 |
※プロペシア錠、フィナステリド錠ともに、一部クリニックでは取扱いがありません。
SBC湘南美容クリニック
・初期費用:無料(要血液検査:税込3,870円)
・1ヶ月あたりの料金:税込3,000円~(初回のみ1,800円~)とリーズナブル
・オリジナル治療薬「HRタブレット」なら全額返金制度の対象!(※初回処方より半年間継続服用で効果が無い場合など条件あり)
・全国69院展開(2019年11月現在)、AGA来院数約5万7千人の実績!(※2018年)
どちらもビックリするほど安くなりませんが、例えば湘南美容クリニックでは、サワイ製薬のフィナステリド錠が1ヶ月3,000円(税込)と、プロペシア錠の半分以下の価格(2回目以降)です。
プロペシアのジェネリック医薬品を安く購入し、その分を『リアップX5プラス』や『スカルプD メディカルミノキ5』のミノキシジル配合発毛剤や『メソセラポス スカルプリキッド』の疑似成長因子配合の新しいヘアケア商品などの購入資金にまわすことも可能でしょう。
スカルプD メディカルミノキ5
・定価:7,800円(税込)
・配合成分:ミノキシジル:5%
・国内の一般用医薬品で唯一発毛効果が認められているミノキシジル配合発毛剤
・クッションラバーヘッド採用で頭皮に優しい使い心地を実現
・4本セット購入で『ミノキドクターズサポート』対象、初診料(5,400円相当)無料のクリニックサポート付!
・頭髪専門機関が研究開発に携わり、医療機関との連携サービスまで完備!
メソケア+ メソセラポス スカルプリキッド
・従来の成長因子の弱点である失活を疑似成長因子がカバー!
・成長因子の注入治療『メソセラピー』の施術が自宅で簡単にできる画期的なセルフケア商品
・AGA治療の新たなサポート役!内服薬や発毛剤との併用も可能
・キャピキシル、ピディオキシジル配合
・定価:11,000円(税込)
・120ml 約1.5ヶ月分
さらに安価なものとして、海外のジェネリック医薬品もあります。
ただ先述したように、安さにつられて個人輸入などで独自に入手するのは、リスクの面から絶対にやめましょう。
また、フィナステリド配合薬第1号の『プロスカー』を、AGAを改善させるために服用しているケースもみられます。
しかし、こちらはあくまでも前立腺疾患のための薬剤で、しかも日本で未承認です。
フィナステリドの含有量も、AGA治療用のものでは0.2mgや1.0mgなのに対して『プロスカー』は5.0mg。
そのまま服用するにしても、副作用を起こす可能性が高まりますし、分割して飲む場合でも、経皮吸収しやすい性質のため家族を危険にさらすことにもなりかねません。絶対にやめましょう。
プロペシアのジェネリック医薬品一覧
フィナステリドといえば、これまではプロペシアでしたが、2015年にプロペシアの特許期間が満了になったことから、国内でもジェネリック医薬品が続々と発売されています。
AGAスキンクリニックと湘南美容クリニックのジェネリック医薬品の料金で先述したものも含めて、以下が2018年9月末現在の一覧です。(発売日順)
※すべてプロペシアと同様、0.2mgと1.0mgの2種類があります。
2015年4月発売『ファイザー』
製造販売:ファイザー株式会社
提携:マイラン製薬株式会社
2016年3月発売『サワイ』
製造販売元:沢井製薬株式会社
2016年4月発売『クラシエ』
製造販売元:大興製薬株式会社
発売元:クラシエ薬品株式会社
2016年9月発売『トーワ』
製造販売元:東和薬品株式会社
2016年12月発売『SN』
製造販売元:シオノケミカル株式会社
発売元:あすか製薬株式会社
販売:武田薬品工業株式会社
2016年12月発売『TCK』
製造販売元:辰巳化学株式会社
販売元:岩城製薬株式会社
2017年4月発売『武田テバ』
製造販売元:武田テバファーマ株式会社
販売:武田薬品工業株式会社
2018年3月発売『FCI』
製造販売元:富士化学工業株式会社
2018年6月発売『RTO』
製造販売元:リョートーファイン株式会社
販売元:江州製薬株式会社
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ドンドン発売されているので、今後もさらに増えていくかも知れません。
フィナステリドの副作用のリスクはAGAクリニックの治療で回避
AGAの進行を食い止める力にすぐれたフィナステリド、その活躍は今後もまだまだ続きそうです。
しかし、発生頻度は少ないとはいえ、ポストフィナステリド症候群が起こる可能性が指摘されるようになった現在(2018年9月末)、副作用への対処は、より一層しっかりと行わなければなりません。
そのためにも、AGAクリニックで医師による診察をもとに、自分に合った処方を受けることが一番です。
万が一副作用が出た場合にも、経験を積んだドクターであれば的確で素早い対応が可能です。
リスクをできる限り排除しながら、フィナステリドの恩恵を存分に受けてAGAを撃退していきましょう!
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僕は銀クリ(銀座総合美容クリニック)でAGA治療中。
フィナステリドやミノキシジルを服用してますが、副作用の心配はとくにありません。
でも、万が一のことを考えると、やはり医師の診察を受けながらの治療は安心感が違いますね。
近藤あきらが通うAGAクリニックは『銀クリ(銀座総合美容クリニック)』です!
・新橋駅すぐ、首都圏からアクセス抜群!
・初回カウンセリング費用:無料
・初期費用:3,240円、(血液検査を受ける場合)8,640円(税込)
・1ヶ月あたりの料金:約7,020~18,900円(税込)
・メソセラピーがリーズナブル!1回あたり19,440円(税込)
僕の銀クリ通院のきっかけや薄毛改善記録はこちら
銀クリのAGA治療体験記はこちら
- 【プロローグ】AGAに最も効果があるのは何?僕がAGAクリニックで治療を始めるまでの軌跡
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ライター情報
近藤あきら
25歳を過ぎた頃から薄毛に悩み始め、慌てて育毛剤などを試すも効果なく、ハゲを治す最後の頼みの綱として、都内にあるAGAクリニック『銀クリ(銀座総合美容クリニック)』で治療を受けることを決断して現在も通院中! 『公益社団法人 日本毛髪科学協会』会員、念願の毛髪診断士の資格を取得! 基本くだらないことばかりですが、たまに良いことや役立つ情報もつぶやいてます。⇒近藤あきらツイッター
僕は銀クリでAGA治療中です。
フィナステリドとミノキシジルの内服薬のほか、メソセラピーの施術も受けています。
ちなみにクリニックでAGA治療を始めるきっかけや改善記録は、こちらで確認してみてくださいね。
⇒結局AGA治療を行う専門クリニックしか効果がありませんでした