発毛剤は唯一発毛効果が見込める市販の医薬品!続々発売される噂のジェネリックまとめ
ただ予想や予測の部分も含んでおり、すべての商品が発売されるかは不明です。
また商品名や特徴など実際とは異なる可能性があります。
2018年8月6日、スカルプDでおなじみのアンファー株式会社から、日本で壮年性脱毛症において唯一一般用医薬品として発毛効果が認められているミノキシジル(※詳細)5%配合発毛剤『スカルプD メディカルミノキ5』発売の大事件が起きました。
というのも、発毛剤はこれまで大正製薬の『リアップシリーズ』しかなかったためで、1999年6月に初代が誕生して以来、「日本で唯一の発毛剤」としてひとり勝ちしてきた時代が終焉するかもしれないからです。
しかし、リアップに襲い掛かるのは何も『スカルプD メディカルミノキ5』だけではありません。
その後も複数の企業から、続々と発毛剤が販売されているからです。
多くの発毛剤がどんどん出回ったことで、リアップシリーズやスカルプD メディカルミノキ5を含めて、今後の薄毛市場の行方や勢力図はどう変化するのでしょうか。
そこで、現時点(2019年8月現在)で市販されている発毛剤の特徴のほか、今後発売されるかもしれない商品についてもあわせて解説します。
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目次
発毛剤の戦国時代到来!?リアップの後発品が続々発売される理由とは
大正製薬がミノキシジル製剤の製造承認を取得したのが1999年2月。
その後、同年6月に初代リアップが登場しました。
その医薬品特許が切れたため、後発品参入の動きが出てきたわけです。
ちなみに特許の存続期間は出願日から20年。
ただし医薬品などの分野は特許権の利益を受けるまでに時間を要すため、特許権を使用できなかった分を最長5年を限度に権利の存続期間を延長できます。
つまり医薬品特許の存続期間は最長で25年間となります。
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製造承認が1999年2月なのに医薬品特許が切れているのは、特許出願自体が製造承認取得のだいぶ前に行われているためです。
大正製薬の独占市場に風穴を開けるべく、先陣を切って登場したのが『スカルプD メディカルミノキ5』です。
もともとは2017年10月に発売する予定も、いろいろあって延期されたわけですが、2018年8月無事に発売されています。
※発売延期の理由に関する記事はこちら
⇒発毛剤メディカルミノキ5発売延期の理由とは?成分などリアップX5と違いを比較
現在発売されている発毛剤(ミノキシジル5%配合)一覧
2019年8月時点で市販されている発毛剤は、以下の12種類です。
それぞれの特徴もあわせて見ていきましょう。
商品名 | 製造販売元 |
---|---|
リアップX5プラスローション | 大正製薬 |
スカルプD メディカルミノキ5 |
東亜薬品 (販売元:アンファー株式会社) |
ミノグロウ | 大興製薬 |
ミノファイブ | 大興製薬 |
リグロEX5 | ロート製薬 |
ミノゲイン | 廣昌堂 |
ミノアップ | リョートーファイン |
ミノキシジルローション5%「JG」 | シオノケミカル |
オルケア5 | 廣昌堂 |
ケカール | 大興製薬 |
加美乃素デルタ | シオノケミカル |
リザレック コーワ | リョートーファイン |
リアップX5プラスローション
1985年、大正製薬が米国ファルマシア&アップジョン社(現ファイザー社)のミノキシジル外用薬「ロゲイン」の開発・製造・販売権の導入契約を結んだことが、リアップシリーズ誕生のきっかけとなりました。
日本でもすぐに臨床開発試験が進められ、リアッププロジェクトは始動しましたが、発売されたのは1999年6月。
(※一般用医薬品としての承認申請:1992年、製造承認:1999年2月)
ただ最初は、ミノキシジル(※詳細)の配合がたったの1%でした。
10年後の2009年に、ようやくミノキシジル5%配合の「リアップX5」が発売され、さらに2015年10月、3つのサポート成分がプラスされた、ベタつきを抑えて使いやすく生まれ変わった「リアップX5プラスローション」が発売されています。
リアップシリーズの最大の特徴は、日本で唯一一般用医薬品として発毛効果が認められているミノキシジルが配合されている点。
リアップの誕生によって育毛業界はガラリと変わり、2018年8月に後発品の「スカルプD メディカルミノキ5」が発売されるまでの約18年間、シリーズ累計販売本数は脅威の6,000万本超えというリアップの1強時代が続きました。
リアップX5の関連記事はこちら
スカルプD メディカルミノキ5
長年続いた「リアップシリーズ」1強時代ですが、先述したように医薬品特許が切れた関係で、「リアップX5」の後発医薬品(ジェネリック医薬品)が続々登場して、戦国時代に突入しています。
※後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは、新薬の特許満了後に発売される、新薬と有効成分と効果が等しい医薬品のことです。
そのトップバッターが、スカルプDでおなじみのアンファー株式会社より発売された「スカルプD メディカルミノキ5」です。
最大の特徴は、4本セット購入者が対象の『ミノキドクターズサポート』。
専門医師による無料診断で、現状の頭皮頭髪の確認や頭皮ケアなどのアドバイスをしてもらえます。
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問診票の記入や薬剤師とのやりとりなど、購入時は面倒なのかどうか実際に申し込んでみましたよ。
こちらの記事で、申し込みから商品が届くまでの流れをチェックしてみて下さい。
⇒スカルプDメディカルミノキ5、ミノキシジル5%配合発毛剤の効果や価格は?
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ミノグロウ
「ミノグロウ」は、「スカルプD メディカルミノキ5」に続いて、2018年11月6日に発売されたジェネリック医薬品です。
同日製造販売元が同じ大興製薬の「ミノファイブ」も同日に発売されています。
ちなみにミノグロウの販売元は岩城製薬。ミノファイブは小林薬品工業です。
大興製薬は、医療用医薬品の製造・販売を行っている会社で、クラシエが販売するプロペシアのジェネリック医薬品『フィナステリド錠0.2mg「クラシエ」』と『フィナステリド錠1mg「クラシエ」』を製造しています。
1964年の創業以来、一貫して医療用医薬品の製造に携わっており、十数社の製薬会社と連携してさまざまな医薬品を世に送り込んできました。
2006年には、医薬業界に押し寄せるニューウェーブにフレキシブルに対応できるよう、『加美乃素デルタ』の製造販売承認を取得したシオノケミカル社とも資本・業務提携しています。
さて肝心のミノグロウの特徴ですが、何と言っても安さでしょう。
希望小売価格は4,980円(税込5,378円)で、リアップX5プラス(税込7,612円)やスカルプDメディカルミノキ5(税込7,800円)に比べるとかなりリーズナブルです。
ミノグロウの詳細記事はこちら
ミノファイブ
「ミノファイブ」は、先述した「ミノグロウ」と同日に発売された、プライベートブランド「ハピコム」の発毛剤です。
正式名称は「ハピコム ミノファイブ」。
「ハピコム」商品を取り扱う「イオン」や「ツルハドラッグ」などの薬剤師が常駐している店舗で購入可能です。
ただしネットでは、イオン系のネットスーパー「おうちでイオン」でしか購入できません。
価格は税抜4,980円(税込5,378円)と「ミノグロウ」と同じく、他の発毛剤と比較してもかなりリーズナブルです。
ミノファイブの詳細記事はこちら
リグロEX5
2018年11月17日、ロート製薬より発売されたのが「リグロEX5」です。
男性の髪の毛を再生(Re)、成長する(GROW)の想いから商品名が付けられています。
目薬などロート製薬の商品は普段からよく目にしますが、何と言ってもCMで企業名を知っている方は多いでしょう。
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昔のクイズ番組(クイズダービー)や、惜しまれつつ解散した国民的アイドルグループの冠番組(SMAP×SMAP)などの提供でもすっかり有名ですからね。
これまで育毛関連商品はあったものの、ほとんどが女性用のもの。
『リグロEX5』が発売されたことで、今後は男性の頭髪用製品もさらに展開していくのではないか注目したいところです。
ちなみに値段は税抜7,000円。
使用量(1mL)は容器を逆さまにするだけで計測できる仕様になっていて、使用方法は簡単です。
リグロEX5の詳細記事はこちら
ミノゲイン
2018年11月20日に発売されたのが、「サンドラッググループ」のプライベートブランド商品「ミノゲイン」です。
薬剤師の常駐が必須条件ではありますが、全国のサンドラッググループの店舗で購入可能なので、比較的手に入りやすい発毛剤でしょう。
ネットでは「サンドラッグe-shop本店」のみで購入できます。(※楽天市場のサンドラッグショップでは購入不可)
価格は税抜4,980円と、「ミノグロウ」らと同じく低価格設定です。
サンドラッグe-shop本店での商品を受け取るまでの流れなどは、下記詳細記事もチェックしてみて下さい。
ミノゲインの詳細記事はこちら
ミノアップ
2018年11月21日、東和のジェネリックでおなじみの「くすりのあしたを考える。」東和薬品から発売された発毛剤が「ミノアップ(mino up)」です。
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とくに2018年11月は発毛剤の発売ラッシュ。
何と11月17日から5日間で3商品が発売されています。リグロEX5⇒11月17日発売
ミノゲイン⇒11月20日発売
ミノアップ⇒11月21日発売
価格は「リアップX5」と同じ税抜7,048円です。
続々発売されている発毛剤は、どれも有効成分はミノキシジル5%配合で効果は同じで大差はありません。
ですから、容器の仕様や使い勝手、口コミ、値段などで比較しましょう。
ミノアップの詳細記事はこちら
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ただミノキシジル5%の外用薬の効果は気休め程度と聞いています。
僕は実際に銀クリに通院し、少し値段は高くてもAGAクリニックでの内服薬治療がAGA(男性型脱毛症)(※詳細)改善の近道だと実感しました。
本気で薄毛に悩んでいる方は、僕の改善記録もぜひ見てみてください。
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ミノキシジルローション5%「JG」
2018年11月以降、発毛剤の発売ラッシュが続くなか、2018年12月7日に発売されたのが「ミノキシジルローション5% JG」。
製造発売元はシオノケミカル、販売元は日本ジェネリックです。
シオノケミカルは、プロペシアのジェネリック医薬品『フィナステリド錠0.2mg「SN」』と『フィナステリド錠1mg「SN」』(発売元:あすか製薬 販売:武田薬品工業)を製造していることでも知られています。
日本調剤の子会社である日本ジェネリックは、創業以来、医療用医薬品を中心に製造販売していましたが、初めて一般用医薬品を手がけました。
価格は税抜7,000円で「リグロEX5」と同じです。
ただ添加物などに違いはなく、有効成分(ミノキシジル5%配合)は同じですから、結論から言えばどの発毛剤を使っても同じと言えるでしょう。
「JG」の関連記事はこちら
オルケア5
2018年12月21日に発売された「オルケア5」。
商品名は「オールケア(All Care)」から付けられています。(オルケアのケは、毛とかけているそうです)
製造販売元は「廣昌堂」で、サンドラッググループのプライベートブランドの発毛剤「ミノゲイン」と同じです。
廣昌堂は1947年(昭和22年)設立ですが、ルーツは家庭薬配置販売業で、1906年(明治39年)からの歴史があります。
しかし、これまでかぜ薬や解熱鎮痛剤、軟膏などの常備薬らしい医薬品しか製造しておらず、育毛関連とは無縁なイメージでした。
オルケア5の発売当初は、大阪に本社を置くドラッグストアチェーンのキリン堂のみの販売だったものの、現在は複数の薬局で販売されています。
またネットでも、キリン堂通販SHOPやドラッグキリン楽天市場店のみから、キリン堂以外では5ショップ購入可能と徐々に販路が広がってきています。
キリン堂チェーンの定価は税抜4,980円で、「ミノグロウ」などと同じく低価格設定です。
ケカール
2019年1月に発売された「ケカール」は、2018年11月発売の「ミノグロウ」「ミノファイブ」と同じく、大興製薬が製造販売元の発毛剤です。
オープンプライスのため定価は定められていませんが、標準小売価格は税抜5,300円と、他の発毛剤と比較すると若干安くなっています。
ケカールを取り扱うドラッグストアは少なく、ネット販売が主流です。
2019年8月現在、アマゾンの取り扱いはなく、楽天市場やYahoo!ショッピング、Wowma!などのショッピングサイトで手に入ります。
加美乃素デルタ
2019年3月5日に発売された「加美乃素デルタ」。
製造販売元はシオノケミカル、販売元は、1932年(昭和7年)発売の養毛・毛生剤「加美乃素」で有名な「加美乃素本舗」です。
加美乃素本舗は、1908年創業の老舗で、製品比率は頭髪化粧品80%に対して基礎化粧品その他が20%と、シャンプー・コンディショナーのヘアケア製品やスキンケア製品なども扱っているものの、やはり主力商品は『加美乃素』となっています。
実はリアップX5のジェネリック医薬品の中でも、製造販売承認は「リグロEX5」に次ぐ2018年3月2日と早めでした。
実際に発売されたの遅くなったわけですが、定価は税抜4,500円と断トツの安さを誇ります。
大阪にある「大賀天神橋薬局」が運営する加美乃素デルタ販売専用サイトか、実店舗のみで購入可能です。
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リザレックコーワ
2019年4月3日に発売された「リザレックコーワ」。
「ミノアップ」と同じ、「リョートーファイン株式会社」が製造販売元です。
リザレックコーワが発売された時点で、リアップX5やそのジェネリック医薬品はたくさんありましたが、発売直後1ヶ月ほどで、発毛剤の売れ筋ランキングの上位に食い込むくらい好調です。
好調な理由の一つは、日本のすみずみまで行きわたっている販路。
実は「リザレックコーワ」のパッケージには、ブルーとグリーンの色違いの2種類が存在しています(中身やパッケージデザインは同じ)。
そのうちグリーンは、WINグループのプライベートブランド商品です。
WINグループといえば、マツモトキヨシグループやハピコムと並び、ドラッグストア業界の三大グループの一つと言われ、中心のココカラファインだけでも1,300店舗以上、コクミンが180店舗以上あります。
ネット通販でも大小さまざまなショップが取扱っています。
また価格も税抜4,980円と安く、広い販売ルートと低価格が相乗効果となり、発売直後から注目を集めたのでしょう。
リザレックコーワの詳細記事はこちら
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ミノキシジル5%の外用薬の効果は気休め程度と聞いています。
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MR.NARUKE(ミスターナルケ)ミノキシジル5は発売後に販売休止
発毛剤の発売ラッシュの最中、2018年12月4日に発売されたのが「MR.NARUKE(ミスターナルケ)ミノキシジル5」。
製造販売元は「リョートーファイン」、販売元はジェネリック薬品です。
しかしこの「MR.NARUKE(ミスターナルケ)ミノキシジル5」、現在は販売休止となっています。(※2019年4月10日に販売休止)
販売休止の理由は、コスト面の問題。
リピーターを獲得しながら、発売からわずか4ヶ月ほどで販売休止に追い込まれるとは正直驚きです。
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とくに低価格路線の発毛剤などは、同じように厳しい戦いを強いられるかもしれませんね。
リザレックコーワが発売されて以降は、新商品発売の動きはないようですが、今後も発毛剤の勢力図はどう変化していくのか注目したいところです。
今後発売されるかもしれない発毛剤は?製造販売の承認を受けている商品一覧
コスト面などの問題で販売休止となった「MR.NARUKE(ミスターナルケ)ミノキシジル5」のように、今後も売り上げが伸びないなどの理由から、撤退を余儀なくされる発毛剤が出てくるかもしれません。
ただ我々消費者にとって、たくさんの種類の発毛剤が世に出れば、それだけ選択肢が増えるので喜ばしいことです。
そこで、今後発売されるかもしれない発毛剤はどれくらいあるのか、2019年7月末時点で製造販売承認が下りている商品をまとめました。
名称(販売名) | 企業名 | 承認年月日 |
---|---|---|
『プレミアムミノキ5』 『ヘアメディカルミノキ5』 『メディカルミノキ5』 |
東亜薬品株式会社 | 2017年7月6日 |
『ナルケン5』 | リョートーファイン株式会社 | 2018年4月10日 |
『ミノケア』 『ゴガミ』 |
株式会社廣昌堂 | 2018年4月16日 |
『S.Gアップ』 | 大興製薬株式会社 | 2018年6月11日 |
『ミノワイド5』 | リョートーファイン株式会社 | 2018年6月15日 |
『ミノキEX5』 『ヘアミノキシジル5%』 『メディカルミノキシジル5%』 『ミノキアップ5』 『メディックミノキシジル5%』 |
東亜薬品株式会社 | 2019年5月13日 |
『ヘアキシジル5プラス』 『ヘアキシジン5%』 『ミノキシジル配合外用液5%「FCI」』 |
富士化学工業株式会社 | 2019年5月13日 |
これらはすべて『リアップX5』と同じくミノキシジル5%配合。
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例えば『スカルプD メディカルミノキ5』は承認取得は東亜薬品株式会社ですが、販売はアンファー株式会社。
そのため、他の商品も別の企業のブランドとして販売されるケースがあるかもしれませんね。
また東亜薬品株式会社は、2017年7月6日に『プレミアムミノキ5』『ヘアメディカルミノキ5』『メディカルミノキ5』と3つの承認を得てますが、実際に発売の動きがあったのは『メディカルミノキ5』だけです。
先述したように発売延期(添付資料の不備による)となり、結局『スカルプD メディカルミノキ5』の商品名で発売されたわけですが、他も同じようにすべての商品が発売されるとはかぎりません。
メディカルミノキ5発売延期に関する記事はこちら
ただいつ発売されてもおかしくない状況ではあります。
『メディカルミノキ5』:2017年7月6日承認→(約3か月後)→同年10月4日発売予定
『スカルプD メディカルミノキ5』:2018年5月23日承認→(約2か月半後)→同年8月8日発売(ネット先行発売は8月6日から)
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このように、どちらも承認から発売日まで3か月ほどか。
だとすると、一番最近承認された『ミノキEX5』や『ヘアキシジル5プラス』も、現時点(2019年8月)で承認から2か月半以上経っているから、いつ発売されてもおかしくないですね。
はたしてどれくらいの種類が発売されるんだろう?
自分に合った適切な治療がAGA改善の近道
ミノキシジル5%配合の発毛剤が次々に発売され、消費者の選択肢が広がることは、AGA(男性型脱毛症)(※詳細)AGAに悩む人々の心を掻き立てます。
しかし、そもそもミノキシジル5%配合でどれくらいの効果があるのか、一旦立ち止まって考えてみましょう。
『リアップX5』の臨床試験でも、「著明改善(ハッキリとわかる改善)」はたったの約10%です。
OTC医薬品では副作用の心配があるためミノキシジル5%が限界ですが、医師の指導のもとでなら、さらに効果の高い高濃度のミノキシジルが手に入るうえ、ほかの有効な治療薬との出会いもあります。
万が一副作用が出ても、医師のサポートがあるので安心して治療を受けられます。
もちろん個人差があるため、AGAクリニックでの治療も絶対ではありませんが…。
クリニックで扱うミノキシジルに関するドクター談はこちら
まだ薄毛が気になり始めた程度の方や今後のために予防を考えている方、近くにクリニックがなくて通院が難しい方は発毛剤を選択するのも一つの方法です。
ただAGAがかなり進行している方は、より発毛効果が期待できるAGAクリニックでの治療を第一候補に挙げると良いでしょう。
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ライター情報
近藤あきら
25歳を過ぎた頃から薄毛に悩み始め、慌てて育毛剤などを試すも効果なく、ハゲを治す最後の頼みの綱として、都内にあるAGAクリニック『銀クリ(銀座総合美容クリニック)』で治療を受けることを決断して現在も通院中! 『公益社団法人 日本毛髪科学協会』会員、念願の毛髪診断士の資格を取得! 基本くだらないことばかりですが、たまに良いことや役立つ情報もつぶやいてます。⇒近藤あきらツイッター
なお、発毛剤はドラッグストアやネットで簡単に購入できますが、第一類医薬品のため、購入時に薬剤師の確認が必要です。
ドラッグストアなどで購入する場合は薬剤師の常駐している店舗で、ネットの場合は、必要項目の入力や問診票を回答し、薬剤師からの問診結果メールを受け取って購入手続きに移ります。
申し込みは面倒ではなく簡単ですが、手続き開始からすぐに注文が完了するわけではないので注意しましょう。