近藤の銀クリ治療経過

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銀座総合美容クリニックの治療体験談

イソフラボンって育毛効果があるの?薄毛との関係性を調べてみました

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※本記事は2017年9月時点の情報をもとに作成、2019年6月に一部修正しています。

大豆などのマメ科の植物に多く含まれていることから、ヘルシーなイメージがあって何かと話題のイソフラボン。

身体にいいのなら、もちろん頭髪にだっていいのでは?と期待が高まるのも当然。

それに巷では「イソフラボンが薄毛に効果あり」の説が広く出回っているほどです。

「よし!それなら今日からマメ三昧だ!」といきたいところですが、果たしてそのウワサは本当なのでしょうか?

イソフラボンと薄毛の関係に、じっくり迫っていきましょう。

  • ちなみに管理人の僕は、銀クリでAGA治療中です。
    ミノキシジルとフィナステリドの内服薬と月に1度のメソセラピーの施術を受けています。

    育毛剤やサプリなどの対策では効果が無く本気で薄毛で悩んでいる方は、僕の治療経過や改善記録もチェックしてみてください!

目次

そもそもイソフラボンとは?世界中が効果に注目!?

イソフラボンは、ポリフェノールの分類のひとつであるフラボノイドの一種で、カテキンやアントシアニンといったサプリメントでおなじみの成分の仲間です。

ポリフェノールは、植物の渋味や苦味の成分で、優れた抗酸化作用があるため美容業界でも大人気。

イソフラボンにも細胞を錆びさせる活性酸素をやっつけてくれる作用があるので、アンチエイジング効果もバッチリなのです。

しかし、ほかのポリフェノールと大きく違っている点がひとつあります。

それは、ホルモンバランスにも影響をおよぼすところ。

イソフラボンは、化学構造が女性ホルモンのエストロゲンと似ているので、同じような作用があるのです。

実際に、乳がんや前立腺がんなどのホルモンが関わる疾患に効果があり、大豆をよく食べる日本人はこれらの発生率が低いということで、世界中でイソフラボンの効果が注目されつつあります。

イソフラボンがAGA(男性型脱毛症)の原因ジヒドロテストステロン(DHT)を減らした実験結果がある!?

イソフラボンになぜ薄毛に効果があるといった説が流れているのでしょうか?

ホルモンに影響があるため、単に男性ホルモンが関わるAGA(男性型脱毛症)(※詳細)と関連づけられたデマなのでしょうか?

実は、その根拠となりそうな実験結果が存在するのです。

2009年に28人のボランティア被験者を使った、大豆イソフラボンサプリメントの投与実験が日本で行われたのですが、なんと3ヶ月後には、被験者全員の血清中のDHT濃度が下がる結果が出ているのです。

DHTといえば、AGAの主な原因の男性ホルモンの一種ジヒドロテストステロン。

ほかに、2011年にアメリカで行われたラットを使った実験でも、イソフラボンの代謝物であるエクオールを投与したところ、やはりDHTの濃度が低下したとのこと。

これらの実験は、DHTが発症に関わるとされている前立腺がんの予防・治療を目的としたものではあるものの、DHTを減少させるのなら、イソフラボンはAGAに効果があるとみてもいいのではないかと思うのも無理はありません。

イソフラボンはAGAに効果がある?ハッキリとした答えは期待できない!?

先述した実験結果を見ると、いかにもイソフラボンが薄毛に効きそうなわけですが、もう少し詳しく検証してみましょう。

2009年に日本で行われた実験では、3ヶ月間後には全員のDHT濃度が下がったとのことですが、どのくらい減ったのでしょうか?

被験者の血清中のDHT量は、実験開始時に平均0.93ng/ml(ナノグラム・パー・ミリリットル)だったのが、3ヶ月後は0.75ng/mlと0.18ng/mlの減少が見られています。

  • 約19%減ですから激減でなくても決して少ない数値ではありませんよね。

しかし、前立腺疾患の治療には期待できるとしても、AGAの予防・改善にどのくらい効果があるかは微妙なところ。

なぜなら、AGA(男性型脱毛症)(※詳細)にはDHTの量だけでなく、毛根の細胞内にある男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)のDHTに対する感受性も関わってくるからで、DHTがちょっと減ったくらいではAGAの進行をストップさせるには力不足といえるでしょう。

では、もっとたくさんイソフラボンを摂取すれば効果はさらに現れるのではないかと思うところですが、内閣府の食品安全行政を行う機関である食品安全委員会は、大豆イソフラボンの1日摂取目安量の上限を70~75mgとしています。

  • 実験中に被験者が与えられたイソフラボンの量は1日60mgだったとのこと。
    イソフラボンは普段の食事からも摂取するので、これ以上増やすのは危険なのですね。

それにこの実験でも、わずかながら遊離テストステロンまでも減少したとのこと。

長期にわたって上限値を超えた摂取が続くと、男性ホルモンが減ってホルモンバランスが崩れ、さまざまな健康被害を招いてしまうことになるのです。

ほかにも、ある大学の研究チームによって、イソフラボンとカプサイシンを同時に摂取すると、IGF-1(インスリン様成長因子)が産生されやすくなり、発毛力がアップして薄毛に効果ありといった研究結果が発表されたことがあります。

これを受け、イソフラボンとカプサイシンを組み合わせたサプリメントも発売されるなど、かなり話題になったのでご存知の方も多いかもしれません。

ところが、その後この説を発表した研究チームが論文を捏造していたことが明らかになり、今ではその効果にも疑いの目が向けられています。

こうなると、イソフラボンの薄毛改善説がますます怪しくなってきましたが、豆をよく食べるアジアの国々は、欧米諸国に比べて男性の薄毛率が低いのも事実。

薄毛率1位のチェコは42.79%で、2位以下もスペイン、ドイツ、フランス、アメリカと40%前後で接戦が続くものの、日本は14位で26.05%

とはいえ、これは豆とは関係なくもしかして人種の特性によるのかもしれません。

それでも日本人の食事が欧米化して大豆摂取量が減ってきた近年から、ジワジワと薄毛率が上がってきているのも事実。

ただ高齢化による影響やストレスなどのせいとも考えられるワケなので、今のところイソフラボンが薄毛に効くかどうかはハッキリとした答えが出せないようですね。

  • 薄毛に悩む方にとって、育毛剤や育毛サプリは安いので対策として簡単に始められますが、本気で改善を目指すのであれば日本で唯一発毛効果が認められているミノキシジル(※詳細)でしょう。

クリニックの治療は高いイメージがあるかもしれません。

でも例えば湘南美容クリニックなら、ミノキシジルとAGA進行抑制効果が期待できるフィナステリドの内服薬、ビタミンなどのサプリがセットになったオリジナル治療薬「HRタブレットセット」が1ヶ月あたり9,800円(税込)からとリーズナブル。

効果が分からない育毛サプリや育毛剤に5千円1万円かけるのであれば、医師のサポートもすぐに受けられるクリニック治療が安心で費用対効果も抜群です。

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  • 管理人の僕は銀クリで治療中。

    銀クリもミノキシジルとフィナステリドの内服薬が、処方内容によって変わりますが、7,020~18,900円(税込)で治療可能です。

    僕の治療経過や改善記録が気になる方は、こちらもチェックしてみてください。

大豆製品を口にする機会が多い日本人は要注意!イソフラボンの過剰摂取によって起こり得る症状とは

単体で育毛効果があるとはいえないものの、イソフラボンは抗酸化作用がありますし、ホルモンバランスを整えてくれるすばらしい成分です。

健康もしっかりサポートしてくれるので、薄毛治療の味方なのは間違いありません。

副作用もないので(大豆アレルギー体質であれば別です)、適量であれば良いことずくめですが、摂りすぎにだけは注意しましょう。

一般的な日本人の食生活を考えると、さまざまな場面で大豆製品を口にする機会が多いので、サプリメントでさらにプラスする場合は過剰摂取の危険が生じてきます。

  • 食品安全委員会による大豆イソフラボンの安全な1日摂取目安量の上限値は70~75mgですが、食品として摂取する分と保健用食品による上乗せ摂取量(上限値30mg/日)も含んでの数値なので気をつけましょう。

ちなみに、これらの数値は「大豆イソフラボンアグリコン」に換算されています。

大豆イソフラボンアグリコンとは、大豆イソフラボンが腸内細菌によって変化したあとの成分。
大豆イソフラボンは、大豆イソフラボンアグリコンになってからではないと腸壁から吸収されていかないのです。

この変化が起こると分子量が減少するのですが、分子量の比は大豆イソフラボンが1だった場合、大豆イソフラボンアグリコンは0.625の換算方法が用いられています。

つまり、大豆イソフラボンが100mg入った食品では、大豆イソフラボンアグリコンは62.5mgと換算されます。

サプリメントに記載されている成分表は、多くは大豆イソフラボンアグリコンで表記されていますが、大豆イソフラボン表記のものもあるので、使用上の注意などをよく確かめてから摂取しましょう。

男性がイソフラボンを摂りすぎると、筋力の低下や性機能の低下、精子の数の減少などを招いてしまいます。

また、中国で本当にあった極端な例では、ある男性が豆乳を大量に飲む生活を続けていたら、バストがCカップほどまでふくらんだケースも!

一時的に摂りすぎる分にはそれほど心配する必要はありませんが、女性ホルモンをプラスするのと同じわけですから、長期におよぶと身体が女性化してしまうこともあるのですね。

主な大豆加工製品のイソフラボンの含有量目安

イソフラボンの上限値が70~75mgといわれても、実際にイソフラボンの含有量は大豆の種類や加工方法によって違ってくるのでよく分からないところ。

そこで、主な大豆加工製品100g分にどのくらいの大豆イソフラボンアグリコンが含まれているのか、おおよその値をみていきましょう。

  • 豆腐…20.3mg
  • 納豆…73.5mg
  • 豆乳…24.8mg
  • きなこ…266.2mg
  • 煮大豆…72.1mg

【1日の上限摂取量70~75mg分に換算】

  • 豆腐1丁(300g)…60.9mg
  • 納豆2パック(1パック50g)…73.5mg
  • 豆乳2パック半(1パック200g)…74mg
  • きなこ大さじ4杯(1杯6g)…64mg
  • 煮大豆小鉢1杯(100g)…72.1mg

こうしてみると、意外にもすぐに上限摂取量に達してしまいそう。

例えば豆腐を1丁食べたらその日は充分と覚えておくといいでしょう。

これらの数値は、食品安全委員会のホームページ記載のデータを参考にしています。

製品によっても大豆イソフラボンアグリコンの含有量は異なりますので、あくまで目安としてみてください。

大豆をマメに食べよう!適度に摂取したい成分も発毛効果はないので要注意

イソフラボンは、育毛の特効薬ではありませんから過度な期待は禁物ですが、不足すると薄毛リスクを高める可能性があるので適度に摂取していきたい成分です。

繰り返しになりますが、摂りすぎはいけません。

サプリメントはさまざまな栄養素をバランスよく摂取するには有効ですが、イソフラボンに関してはサプリに頼らず豆類を食べる機会を増やすことをおすすめします。

豆腐や豆乳を上手に食生活に取り入れれば、量的に充分ですし過剰摂取の危険性もサプリメントよりは低いでしょう。

それに、大豆加工食品は髪の毛に重要な栄養素であるたんぱく質を豊富に含んでいるので一石二鳥です。

  • ぜひ豆をマメに食べて、育毛に役立てていきましょう!

ただ、イソフラボンだけでAGA(男性型脱毛症)(※詳細)を改善できると思うのは間違いです。

髪のために摂取したい成分とはいえ、イソフラボンに発毛効果は期待できません。

日本で唯一一般用医薬品として発毛効果が認められているのはミノキシジル(※詳細)のみ。

なので、薄毛が気になる方は、適度にイソフラボンを摂取し、ミノキシジルの内服薬やリアップなどのミノキシジル配合発毛剤などで対策しましょう。

  • torisawaさんの言うように、身体にとても良い成分であってもイソフラボンのみで薄毛の悩みは解消できません。

またAGAを改善するには、発毛効果が期待できるミノキシジルだけに注目するのではなく、AGAの進行を抑制することも考えなければなりません

毎月1万円を貯めても支出が2万円増えたら赤字が膨らんでいくように、いくら髪の毛を生やせても抜け毛を予防しなければ一向に改善しませんからね。

AGA進行抑制効果があるフィナステリド(※詳細)デュタステリド(※詳細)の治療薬の併用が必須となります。

  • 僕は銀クリに通院中で、ミノキシジルとフィナステリドの内服薬、月に一度のメソセラピーでAGA治療中です。

    これまで髪の毛が生えそうな育毛剤もたくさん試しましたが、実際に通院して費用対効果を考えると、やはりクリニックでの内服薬治療がAGA改善の近道だと実感してます。

    本気で薄毛に悩んでいる方は、僕の治療経過や改善記録もぜひチェックしてみてください。


銀クリ(銀座総合美容クリニック)

公式サイト(gincli.jp) ・新橋駅すぐ、首都圏からアクセス抜群!
・初期費用:3,300円、(血液検査を受ける場合)8,800円(税込)
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AGA治療2年間の薄毛改善記録




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ライター情報

torisawa

torisawa

ダチョウ並みの頭髪と、ニワトリ並みの頭脳を持つ、薄毛歴10年の悩める35歳。 自らを実験台とし、よかれと思うものは手当たり次第試してきた経験を、皆さまと共有できたらなによりです。 ちょっぴりアレルギーが気になるので、育毛剤や発毛剤の成分には特にこだわりを持っています。 特技はポジティブシンキング。まだまだあきらめませんヨ!

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