フィンジアは効果がない？売り切れ続出と話題の育毛トニックの真実に迫る！

ピディオキシジルとキャピキシルの2大新成分配合で大注目の育毛トニック

フィンジアの発売元は、福岡の株式会社ユーピーエスです。

株式会社ユーピーエスは、「毛髪再生医学とアンチエイジングを考え」「すべての人のコンプレックスを解消し、心の豊かさを得られる商品」を販売し続けており、よく知られているのはM字と闘う育毛剤『薬用プランテル』です。

また、日本プロサッカーリーグであるアビスパ福岡のオフィシャル・パートナーや、九州ブラインドサッカー協会のオフィシャル・サポーターを務めるなど、社会貢献にも力を入れているようです。（2017年12月時点）

そんな地元の名士的な企業から発売されているフィンジアが注目を集める理由は、やはり話題の成分を配合している点でしょう。

それは、ミノキシジル誘導体といわれている「ピディオキシジル（※詳細）」と、ミノキシジルの3倍の効果があるとウワサの「キャピキシル（※詳細）」の2大新成分です。

さらに、これらの成分の浸透力をアップさせる「カプサイシン」も含まれているとのこと。

ミノキシジル（※詳細）かそれ以上に効果があり浸透力も優れていて、しかも副作用はないなんて聞いたらやはり気になるのは当然。

ただフィンジアは、本当にそこまでのスゴイ効果があるのでしょうか？

ピディオキシジルとキャピキシルの効果は？

ピディオキシジルは、ミノキシジル（※詳細）の効果はそのままに、分子配列の一部置き換えで副作用の原因を排除したという成分。

そしてキャピキシルは、アカツメクサ花エキスの5αリダクターゼ活性抑制作用と、成長因子アセチルテトラペプチド-3のミノキシジル3倍超え効果が謳われている成分です。

フィンジアは、そんなピディオキシジルを2%、キャピキシルを5%と、これらの成分が配合されたほかの育毛エッセンスよりも濃度が高めのため、薄毛界の耳目を集める存在になっているわけです。

しかし実際には、ピディオキシジルとキャピキシルは何らかの育毛効果はあるものの、それがミノキシジルに匹敵するかどうかは未知数。

臨床試験も行われていませんし、効果があったなどのブロガーの感想だけではイマイチ説得力がありません。

それに、誰でも自由に書き込めるインターネット掲示板には、体験談がほとんど寄せられていないのです。

これらの成分は、育毛エッセンスに使われるようになってまだ数年しか経っていないので、データや体験に基づく感想が出揃っていないのは仕方ない面もあります。（2017年12月時点）

• 

  フィンジアの発売開始は2015年8月ですからね。

ただ、大正製薬のリアップ（※詳細）が発売された際に巻き起こした一大旋風を考えると、かなり寂しい感じは否めません。

フィンジアをはじめとしたピディオキシジルとキャピキシルが主成分の育毛エッセンスは化粧品の分類。

なので、OTC医薬品である発毛剤のリアップと比較するのには、少々ムリがあるのかもしれませんが…。

• 

  やはり、日本で唯一一般用医薬品として発毛効果が認められているミノキシジル（※詳細）が配合されてない育毛剤や育毛トニックで、AGAに立ち向かうのは難しいでしょう。

それにAGA改善には、ミノキシジルだけでなく、進行抑制が期待できる成分フィナステリド（※詳細）などの治療薬も併せて服用することも重要です。

いくら髪の毛を生やしても、それ以上に抜け毛が増えてしまったら、穴のあいた容器に水を注いでも溜まらないように、薄毛がどんどん進行してしまいますからね。

• 

  torisawaさんが言うように、髪の毛を生やすだけでなく、進行を抑えることも考えなければなりません。

  管理人の僕は、育毛剤をいろいろ試してみましたが効果は無く、やはりAGAクリニックでの内服薬による治療がAGA（男性型脱毛症）（※詳細）改善の近道だと実感しています。

  本気で薄毛に悩んでいる方は、こちらの治療経過や改善記録もチェックしてみてください。

フィンジアに配合されている有効成分カプサイシンの浸透力アップ効果は期待できる？

フィンジアには、新成分のほかにも有効成分「カプサイシン」が含まれています。

こちらも、育毛関連ではちょくちょく出てくる、とうがらしの辛味成分です。

• 

  誰しも辛いものを食べて、体が熱くなり汗をかいたって経験があるのではないでしょうか？

  これはカプサイシンの作用によるものです。

エネルギー代謝を活発にさせるカプサイシンは、体温を上昇させ発汗を促します。

そのため、冷え性改善や肥満・成人病予防などに広く利用されていて、カプサイシン配合のサプリメントなども人気を集めています。

代謝が活発になると血行促進や免疫力アップにもつながり、育毛サポートにもなるといわれています。

実際にドイツの大学病院で、マウスにカプサイシンを皮下注射する実験が行われたのですが、顕著な毛髪成長がみられたとのことです。

カプサイシンの発汗作用を応用したのが、フィンジアの「ゲートアクセス理論」。

※フィンジア公式サイトの説明より

「辛いものを食べるとドッと噴き出す。この原理を応用して固くなりやすい地肌を集中的に柔軟化！」

つまり、汗をかくことによって頭皮がやわらかくなり、有効成分が届きやすくなるようですが…。

これは、カプサイシン自体の育毛効果を謳っているわけではなさそうです。

塗っただけでは皮下注射ほどの効果は出ないので、そこはなかなか良心的かも知れません。

ただ、このゲートアクセス理論にも少々ムリがあります。

実際にカプサイシンを肌に塗ってみると分かりますが、刺激を感じて赤くはなるものの、とうがらしを食べたときほど発汗はしません。

また腫れてブヨブヨするケースはあっても、肌がやわらかくなっているかどうかも分かりません。

それに、発汗のために毛穴が開いたとしても、成分が吸い込まれるのかは疑問です。

実は上記の説明文句、少し前まで現在（2017年12月末）よりもアグレッシブな文言でした。

もしかすると、ツッコミが入って少し曖昧な表現に変えたのかもしれません。

つまり、カプサイシンによって浸透力がアップする説も、何だか怪しい感じ。

とはいえ、たとえ浸透しやすくなったとしても、育毛効果の根拠があやふやな成分なのですが…

ちなみに、フィンジアの全成分（フィンジア成分表示より）は以下のとおりです。

• 

  あれっ？
  キャピキシルとピディオキシジルの表示がない！？

ちなみに成分表は配合量が多いものから順に記載していく決まりがあるので、エタノールが一番多く、次いで水になります。

• 

  torisawaさんも先述してますが、育毛剤や育毛トニックには日本で唯一一般用医薬品として発毛効果が認められているミノキシジル（※詳細）が配合されてないので、髪の毛が生えそうな宣伝文句があってもAGA（男性型脱毛症）（※詳細）に立ち向かうのは困難。

  管理人の僕は、銀クリで治療を始め、内服薬による治療がAGA改善の近道だと実感しています。

  本気で薄毛に悩んでいる方は、ぜひ僕の治療経過や改善記録もチェックしてみてください。

フィンジアの副作用について、使用前に注意が必要なのはどんな人？

ピディオキシジルとキャピキシルには、副作用がほとんどないといわれています。

では、それらが主成分のフィンジアはどうなのでしょうか？

いろいろ調べていくと、数は少ないものの頭皮にトラブルが発生した事例がいくつか見つかりました。

その内容は、頭皮の炎症やかゆみ、ヒリヒリ感が多いようで、原因はやはりカプサイシンが考えられます。

少量とはいえ刺激物でもありますから、特にとうがらし入りの料理で口の周りがヒリヒリした経験がある方は、気をつけたほうがよさそうです。

また、エタノールやメントールに弱い方も注意が必要。

エタノールは揮発性が高いので、頭皮が乾燥しやすくなって肌荒れのもととなりますし、メントールも体質によっては刺激を感じる場合があります。

フィンジアは清涼感が強めなので、敏感肌の方はよく考えてから使用しましょう。

口コミや5チャンネルのスレッドからフィンジア売り切れ続出の理由を探る

ネット上にはたくさんのフィンジア賞賛の声があふれていますが、どこまで本当なのでしょうか？

正しい評価をするために、実際に使用したと思われるレビューや口コミをチェックしてみます。

• 

  本当に売り切れが続出するほど売れているのか？と疑問に思ってしまいます。

フィンジアの欠品お詫び広告について

フィンジアは、たびたび公式サイト上に欠品を知らせる「お詫びとお知らせ」の文章が掲載されます。

「予想を大幅に上回る売れ行きのため、商品供給が追いつかない状況となっております」の文言とともに、次回の供給予定が書かれているのです。

育毛関連商品は継続使用が原則ですから、愛用者は大変だなと同情するとともに、それほど売れている商品なら効果がありそうと感じます。

でも、これは新規の顧客へのメッセージで、定期コース分はきちんと確保されているようです。

• 

  ちょっと戦略的な香りがしなくもないかな。

情報をよく見極め自分に合った方法でAGAを改善しよう

手軽にたくさんの情報に触れることができるインターネットはとても便利ではあるものの、ステマが横行しているコワイ世界でもあるのです。

もちろんすべてが胡散臭いわけではありません。

幅広く情報を集めてしっかり内容を吟味し、踊らされない心構えが必要となります。

あまりにも褒めたたえる言葉ばかりが並んでいたら、逆の意見がないか探してみるだけでも違うでしょう。

ちなみに、育毛剤や育毛トニックは育毛効果はあっても発毛効果はありません。

日本皮膚科学会が出している『男性型脱毛症診療ガイドライン』でも、「推奨度A：行うよう強く勧められる」とされているのは、いまだにミノキシジルの外用と、フィナステリドやデュタステリドの内服のみです。

フィンジアのみで髪の毛は生えませんから、もしそのような声があれば、頭皮環境を整えることで改善したか、別のAGA治療薬（※詳細）の併用が考えられます。

AGA（男性型脱毛症）（※詳細）を改善するためにはどのようにすれば良いのか。

今一度じっくり考え、自分に合った方法で薄毛の悩みを解消しましょう。

• 

  torisawaさんが言うように、ミノキシジルが配合されていない育毛剤や育毛トニックでは、進行してしまったAGAに立ち向かえません。

  実際に僕はいろいろな育毛剤を試したけど効果はありませんでしたからね。

  なので、少し値段は高くても、AGAクリニックでの内服薬による治療がAGA改善の近道だと実感しています。

  本気で薄毛に悩んでいる方は、こちらの改善記録をチェックして一度カウンセリングに行ってみてください。

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